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【送料込】クリスマスの堂島モンブランロール【パティスリー モンシェール公式】クリスマス ギフト 贈り物

  1. 2019.11.07(Thu) _15:44:57
  2. グルメ・デザート・ドリンク・お酒
【パティスリーモンシェールのクリスマス限定ロール】
やさしい口どけのキャラメル風味のロールケーキ。

トップにはモンブランクリームや渋皮栗、アーモンドキャラメリゼ、そして柊のオーナメントを飾り、クリスマスらしく華やかにデコレーションしました。

美味しさにおもわず頬も緩む、特別な日の特別なケーキです。

ご自宅用、お祝い、御礼などさまざまなシーンでご利用いただけます。


【送料込】クリスマスの堂島モンブランロール【パティスリー モンシェール公式】クリスマス ギフト 贈り物
販売期間 :2019年11月1日(金) 00:00 ~ 2019年12月22日(日) 08:00
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テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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【送料込】ホワイトクリスマスロール【パティスリー モンシェール公式】クリスマス ギフト 贈り物

  1. 2019.11.07(Thu) _15:42:56
  2. グルメ・デザート・ドリンク・お酒
【パティスリーモンシェールのクリスマス限定ロール】
バニラクリームを巻いた土台に、フランボワーズ、赤すぐり、ブラックベリー、ブルーベリーを飾り、刻みドライ苺を振りかけました。

クリスマスらしい華やかなロールケーキ。

美味しさにおもわず頬も緩む、特別な日の特別なケーキです。

ご自宅用、お祝い、御礼などさまざまなシーンでご利用いただけます。


【送料込】ホワイトクリスマスロール【パティスリー モンシェール公式】クリスマス ギフト 贈り物
販売期間 :2019年11月1日(金) 00:00 ~ 2019年12月22日(日) 08:00

テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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【限定50個】ミラノプリン X'masCake クリスマスケーキ

  1. 2019.11.07(Thu) _15:40:47
  2. グルメ・デザート・ドリンク・お酒

【限定50個】ミラノプリン X'masCake クリスマスケーキ
ご来店まことにありがとうございます。

当店はイタリア北部伝統のお菓子を、秘伝の特殊な技法でアレンジした超濃厚プリン、その名もミラノプリンのお店です。

我が国におけるプリンのイメージは柔らかく、つるっとしたノド越しのものを思い浮かべることが多いかと思います。

薄箱型で自立するほどに濃縮された当店のプリンは、きっと皆様に新鮮な驚きと、濃密な味わいをお届けすることでしょう。

期間限定でクリスマスケーキの登場!是非一度ご賞味ください。

※1回のご注文で最大3セットまでご注文いただけます。


販売期間 :2019年11月6日(水) 14:00 ~ 2019年12月15日(日) 23:59

テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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クレーム デ ラ クレーム クッキーサンドアイス8個セット【送料無料】【ギフト・お歳暮】

  1. 2019.11.07(Thu) _15:38:27
  2. ギフト・お中元・お歳暮
かわいい見た目★気分も盛り上がります

クレーム デ ラ クレーム クッキーサンドアイス8個セット【送料無料】【ギフト・お歳暮】
人気のラングドシャクッキーとアイスのコラボレーションスイーツ。  

北海道産生乳を使ったミルク感たっぷりのアイスクリームをランドシャでサンドしました。

サクサクした食感とリッチな味わいがたまらない!

キュートなトッピングで飾ったフォトジェニックなご褒美アイスです。

冷凍でも食感を感じられる“サクサク”の生地で、北海道産の生乳を使用したミルク感たっぷりのアイスクリームをサンドしました。見た目も可愛いらしいトッピングで飾りつけた、フォトジェニックな「ごほうびアイス」です。


販売期間 : ~ 2019年12月18日(水) 09:00

テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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味の素 オリーブオイル&サヴァ缶アソートギフト【ギフト・お歳暮】サバ

  1. 2019.11.07(Thu) _15:35:53
  2. ギフト・お中元・お歳暮
エクストラバージンオリーブオイルに、話題の「CAVA?」缶を3種類詰め合わせたコラボギフトです。食卓を華やかに彩りながらも健康を気遣う方へ最適です。

味の素 オリーブオイル&サヴァ缶アソートギフト【ギフト・お歳暮】サバ
販売期間 : ~ 2019年12月18日(水) 09:00

テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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筋肉痛

  1. 2019.11.07(Thu) _11:20:35
  2. 日常
だんだんと「副乳」の摘出手術をした傷は、激痛による痛みよりも痒みが増え、痛みは確かにあるものの、筋肉痛の痛みの方が勝って来ている、蒼樹です。

昨夜から痒い!兎に角と体の至る場所が痒い!となってしまったので、今朝は洗面台で、いつものシャンプーで頭を洗いました。脇に水が掛かりそうになりました。まだ、抜糸等は済んでいないので、下手に濡らすと激痛が再発しそうでした。少しだけ髪はスッキリしました。

明日は朝から診察が入っているので、抜糸が済めばです。先ずは体全体、洗いたいですね。次に美容院で再びと前髪だけ派手に染める、カラオケに行きたいですね。超久々にカラオケで歌いたいです。一人でカラオケに行こうかなと考え中です。

話は変わりますが、本当にプロフィールは無駄なのかなと思う程に「Pairs」で即ブロックに当て嵌まる方からのいいね!が多いです。今日も年齢差は10歳以上も離れた年下からいいね!でした。オマケに自己紹介文は書かれていない、詳細等は子供が欲しいかのチェックではいだけなので、ブロックですね。体目的の年下って学生が多いような気がします( 一一)遊び目的のような感じで真剣さは感じられないですね。

足跡に希望年齢よりも一回り以上も年齢が離れた方も容赦無くブロックです。何故、一回り以上も年齢が離れた方は、年齢差があるにも関わらず、足跡を付けるのか分かりません。なので、そんな歳の離れた方は相手にしたく無い為、ブロックしています。

では、明日は朝から病院に行く蒼樹でした。


テーマ : 独り言    ジャンル : ブログ
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給食中、おしゃべり禁止 黙って食べるのはどうして

  1. 2019.11.07(Thu) _11:05:22
  2. ニュース
「もぐもぐタイムって知っていますか」。広島県内の小学校に子どもを通わせる40代の女性から、編集局にこんな問い掛けがメールであった。カーリングで話題になったおやつの時間のことではない。この学校では「給食中におしゃべりしてはいけない時間帯」をいうらしい。「給食は会話しながら楽しんでほしいのに」と女性は言う。黙って食べるのはどうしてなのだろう。

 まずはこの学校を訪ねた。ちょうど昼時。子どもたちが元気いっぱいランチルームに集まってきた。もぐもぐタイムは「いただきます」から約10分間で、クラシック音楽が流れる。教室は静まり、みんなひたすら食べている。音楽がやんだ途端、またにぎやかになった。「ごちそうさま」までの残り10分はおしゃべりを楽しんでいいそうだ。

 「食育は大切。きちんと味わい、嫌いな食材も成長に必要な量だけは頑張って食べてほしい。マナーも学ばせたい」と、校長は説明する。「だから落ち着いて食べる時間が要るんです」

 他の学校はどうなのか。広島市立の全142小学校にアンケートした。回答した106校のうち、給食中に私語をしない時間を「設けている」「一部の学年、学級で設けている」としたのは、71・7%の76校。浸透ぶりに正直、驚いた。

 低学年を中心に5~10分間とする学校が目立つ。呼び名は他に「かみかみタイム」「ぱくぱくタイム」など。狙いを問うと、残さず食べきり、栄養を十分とらせる▽食べ物を大事にする気持ちを育む▽食事マナーを定着させる▽そしゃくの推進―など、盛りだくさんの答えが返ってきた。

 確かに、文部科学省の「食に関する指導の手引」を見ると、これらを身に付けさせるよう求めている。1954年施行の学校給食法では「栄養改善」だった給食の主目的が、2008年の大幅改正で「食育の推進」に転換したことが背景にある。

 ただ、給食指導はそう一筋縄ではいかないらしい。教員に個別に尋ねてみると、こんな本音も。「口から食べ物を飛ばしながら食べる」「おしゃべりに夢中になると一切はしが動かない」「立ち歩いて人にちょっかいを出す」…。悪戦苦闘する姿が見えてきた。

 しかも、給食に充てる時間として市教委が示す目安は50分。準備と片付け時間を含むから、食べる時間はせいぜい20~25分だ。おしゃべりを楽しむ時間を担保しながら、集中して食べる時間も設ける―。もぐもぐタイムは、こうした課題に立ち向かうための工夫と言えそうだ。

 振り返れば昭和の教室では、掃除の時間になっても泣きながら給食を食べさせられていた子どもがいた。心の傷になりそうな光景に比べれば、時間内に集中して食べる実践の方が子どもも受け入れやすいだろう。

 ただ、もぐもぐタイムも押しつけになっていないか、現場も見直す必要がありそうだ。実際にこの取材中、市内の40代男性から「娘は『給食が楽しくなくなった』と不満ばかり言う」との声が寄せられた。もぐもぐタイムは前の学年でもあったが苦ではなかった。それが今の担任は食べる間中、ただただ私語を厳しく禁じて息苦しいと。子どもが強制と感じ、負担になれば逆効果。これも教員の腕次第といえるだろう。

 家庭も、学校に任せきりではいられない。文科省の手引には前置きがあった。「食に関する問題は言うまでもなく家庭が中心となって担うもの」。共働きなどで忙しい家庭を支えるという立ち位置だ。学校が培う食育のノウハウを家庭も共有できたら―。もぐもぐタイムを1分でも短くできるかもしれない。(田中美千子)
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中国新聞社


テーマ : 気になるニュース    ジャンル : ニュース
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「育児は女性のもの」が覆い隠す社会の歪み――見え始めた「母性愛神話」の限界

  1. 2019.11.07(Thu) _11:03:24
  2. ニュース
子育てをめぐる問題の根本では、「育児は女性のもの」という“常識”が今も強く残っている。これはいったい、何なのか。「母性」の研究で知られる恵泉女学園大学学長・大日向雅美氏に「問題の本質」を徹底的に語ってもらった。(取材:伊澤理江/Yahoo!ニュース 特集編集部)

「育児がつらい」をやっと言える時代に

――子育てがつらい、しんどい、という声があちこちで聞こえます。まずは先生、昔より今が大変なのかどうか、そこからお尋ねしたいんです。

育児のつらさは昔からありました。ただ、昔は公然と口に出すことが許されなかったと思います。母親たちが「育児がつらい」とつぶやき始めたのは、1970年代前半です。そのころ、駅のコインロッカーに赤ちゃんの遺体が置かれたりする「コインロッカー・ベビー事件」が相次ぎました。

育児で孤軍奮闘して矢尽き刀折れた果ての行動でもあったのですが、当時の母親たちは「育児がつらい」ということすら言えなかった。(周囲と社会が)言わせなかったのです。うっかり本音を言えば、「母親なのになぜ?」とか「母性喪失の女だ」とか、そういうバッシングの嵐に遭う時代でした。

――先生の著書には「母性」の研究を始めるきっかけが書かれています。どうしてこんなに育児がつらいのか、という疑問が端緒だった、と。

コインロッカー・ベビー事件では、母親たちが「鬼」「人間失格」といった烙印を押されていました。しかし、私はただ母親たちを糾弾するのではなく、なぜ子育てに挫折したのか、どんな生活があったのか、知りたいと思ったのです。全国を回り、お母さんたちから聞き取り調査をし、あるいはアンケート調査などを行いました。10年余りで6000人ほどの母親たちの声に接しました。

――どんな実態が見えたのでしょうか。

一見、幸せそうに子育てに励んでいる「ふつう」の母親たちもまた、子育ての負担を一身に担わされ、疲労困憊(こんぱい)していたのです。コインロッカー・ベビー事件のニュースに接して、「ひとつ間違えたら自分も?」「あすはわが身かも?」とおびえる声が少なくありませんでした。

でも、そんな気持ちすら当時の母親たちは公然とは言えなかったのです。そうした傾向は、長い間、変わっていません。

実は、こんな話があるんですよ。

コインロッカー・ベビー事件を契機に全国の母親たちの声をまとめた私の本『子育てと出会うとき』(1999年、NHKブックス)を東京・神田の古書店で、ある出版社の編集者が偶然手にされたそうですが、そこに書かれていた母親の孤独、夫の無理解などに苦しむ声が、いま現在のことかと思ったそうです。1970年代から1980年代の母親たちの声だと知ってすごく驚いた、と。そして、今の母親たちにも伝えたいと、復刻本『みんなママのせい?』(2013年、静山社)を発行してくださったのです。

育児に協力しない夫への不満は、昔も今もほとんど同じですね。「イクメン」は一部の現象に過ぎないようです。男性が育児に関われない働き方に問題があるかと思いますが、でも、「育児は家庭のプライベートな問題」だと多くの人は思っている。夫の非協力は夫の個人的な資質の問題だ、とか。

私たちは、子育てや家庭内のことを「愚痴」「私ごと」の範囲にとどめ、「社会全体の問題」として捉える発想を持ってこなかったのですね。それでいて、「女性は母親になれば皆が皆、子育ての適性を発揮し、子育てを喜びとするものだ」という母性観にとらわれているのです。

でも、少しずつですが、時代は変わっているとも思います。

母親たちは育児のつらさを口にできるようになっています。しかも「原因は夫にある。いや、夫だけの問題ではなくて、企業の働かせ方にある」とか。「ママ友はなぜつらいのか」「地域の無理解はどうにかならないのか」などと、状況を自分なりに分析しながら声に出せるようになっています。

やっと、「私ごと」を「社会ごと」と捉える人たちが出てきたように思います。

「妻の愚痴」 本当は愚痴ではない

――「愚痴」が「愚痴」で終わり、なかなか社会化されない。その理由はどこにあるのでしょう。

母親たちの苦しさに共感するリベラルな男性たちも増えています。

でも、彼らはこう言うんですよ。「夫は妻の愚痴を聞いてあげよう!」って。「妻の悩みを聞いてあげることが子育ての悩みを解決するスタートだ」って。でも、聞いてあげるなんて、ずいぶんと上から目線ですね。しょせん、女や妻の話は愚痴だと思っている。ですから「言わせてあげたら、ストレス発散できるだろう」と思っているのが透けて見えますね。

少し前の話ですが、ある市長が「子育てひろば」をつくったお披露目の場でこんな発言をされました。「お母さんたち、わが市にも子育てひろばができました。ここに来て日頃の愚痴を全部言っていいんですよ。そしたら子育て楽しくなるからね」と。

だから私は市長に言ったんです。

「市長さん、母親たちの訴えを愚痴だなんて思わないでください。母親たちの声は社会の矛盾を訴えているんです。それを政策に反映する姿勢を持って、どうか市政に携わっていただきたい」と。

とかく男性は、オンナコドモの言うことは全部愚痴、だから聞いてあげるよという発想ですね。でも、それはとんでもないことです。今は学校でも、社会でも男女共同参画の時代を迎えています。その認識をしっかり持ってほしいと思います。

創られた「育児は女性のもの」

――なかなか家に帰らない、帰れない父親。男性が育児をすることに理解を示さない企業。一人で抱え込み、疲弊する母親……。それらの根底には「育児は女性がするもの」という通念が根深くあると思います。

「育児は女性のもの」という通念は、近代以降、政策的に創られたものです。

かつて農業漁業が主だった時代、子育ては村落共同体の皆でしていました。家事育児にだけ専念する女性はいなかった。それが戦後の高度経済成長期以降、産業構造の変化と共に、人々の暮らしが大きく変わりました。男性は企業戦士として、「24時間、戦えますか」という形で外で働き続け、女性が家を守るという「性別役割分業」体制が敷かれました。

それによって日本の経済発展が遂げられた面はあるのですが、そうして男性は「一家の大黒柱」になり、子育ては完全に「女性だけの仕事」になったのです。

これは、経済的・政策的な要請でもあったのですが、問題はそれを隠し、「女性が家庭で育児に専念することが絶対的・普遍的な真理だ」とする価値観として、「母性愛神話」が広められていったことだ、と私は考えています。

――男性がより強固に「企業社会」にからめ捕られていく時代になっていった、と。

そうです。そのころから、子育て中の母親はとても苦しくなっていきます。「子育ては母性を持っている女性の責務」とされ、立派に育てるのが母親の当然の役割、子どもの出来不出来は母親次第とされたことから、子どもに全力を傾ける「教育ママ」にならざるを得なかったのです。

コインロッカー・ベビー事件は、まさにそんな時代の話です。

「3歳児神話」が覆い隠したものは何か

――「3歳児神話」はどうでしょうか。「3歳までは母親が育児に専念すべきだ」という考え方が根強くあります。

「3歳児神話」は「母性愛神話」の中核をなすもので、その内容は3本柱から成り立っていると私は考えています。

①小さいとき、3歳くらいまでが大切
②そのときは母親が育児に専念すべき
③もし、母親が働くなどで育児に専念しないと、子どもの成長発達が歪む

という考え方です。

このうち、①の「小さいとき、3歳くらいまでが大切」は真実であり、発達心理学的にも大切にしたいと思います。

でも、なぜ大切なのかを考えてみたいですね。それは愛される経験が必要だからです。そして、その愛とは、母親の愛ももちろんですが、母親だけではありません。父親や祖父母、保育者や近隣の人など、子どもを大切に育もうとする人々の愛に見守られて子どもは健やかに育っていくのです。

それなのに、幼少期に母親の愛情の必要性だけを強調・偏重するところに「3歳児神話」の問題の一つがあると言えます。

その根拠とされたのが、英国の精神科医ジョン・ボウルビィの研究です。20世紀初頭から問題となっていた、欧米の乳児院などで育てられていた子どもたちの発達の遅れや異常を調査し、その原因を「母性的養育の剥奪」に求めたのです。

ただ、その研究が日本に導入・紹介されたとき、ボウルビィの言う「母性的養育の剥奪・欠如」、つまり「温かな養育環境の剥奪・欠如」は「母親不在」に置き換えられました。そして、「女性は家庭で育児に専念すべきであり、それがなされないと、子どもの成長発達が歪む」という形で、②③が強化されてしまったのです。

――意図的に強化された、と。それはなぜでしょうか?

ボウルビィの研究は、日本が低成長期に入りかけた1970年代後半に盛んに導入されたのです。

当時、政府や与党自民党は「家庭基盤の充実構想」「日本型福祉社会」という政策を打ち出して、介護と子育てを家庭・女性が担うことで、福祉関連予算の削減を図ろうとした時代でした。

もっとも、どこの国でも、いつの時代でも、人々の暮らしは常に政策の対象となります。政治や経済の要請と無縁な暮らしはないと言ってもよいかと思います。ですから、それを正確に認識することが必要です。

でも3歳児神話の問題点は、それを覆い隠したことです。研究を政策的に使ったことで、抗(あらが)いがたい絶対的客観的な真理であるかのように用いた……言葉はきついかもしれませんが、結果的に(ボウルビィの研究成果を)ねつ造したことになるのではないかと私は考えています。

――それに対して先生は反論したわけですね。

3歳児神話を中核とする母性観を神話だとして、「母性愛神話からの解放」を訴えました。それは決して、母親の愛情の大切さを否定することではありません。むしろ、母親が喜びをもって子どもと関わるためにこそ、社会や周囲の支援が必要だと訴えたのです。

でも、当時はなかなか理解していただけませんでした。「国を滅ぼす女性」などという激しいバッシングも受けました。

それほどに、人々の母性に対する思いが強かったのですね。情緒的に信じて疑わなかったものを崩されることへの怒りと恐怖からのバッシングだったと思います。その構図は、今も完全に払拭(ふっしょく)されているとは言えないかもしれません。

「子育ては母だけのものじゃない」

――「3歳児神話」そのものは、1998年の「厚生白書」によって、「合理的な根拠は認められない」と否定されています。

私の母性の研究を基にしてくださったと聞いています。ただし、「合理的根拠がない」と単純に言い切るのではなく、丁寧に崩すことが必要だと思っています。前にも言いましたように、3歳児神話の3本柱のうち、①の「3歳までの乳幼児期が人間の発達にとって大切」は、その通りです。愛される経験は子どもには不可欠です。

でも、②の「その愛はお母さんだけ」という考えは崩されなければいけません。

問題は、③の「母親が育児に専念しないと子どもの発達が歪む」という考え方です。この点についてはエビデンスに基づいた検証が必要です。

米国をはじめとして、この点についての研究がいろいろなされています。それらを整理すると、子どもの発達は「母親が専業主婦か、働いているか」の二つの要素だけで決まることはない、ということです。

母親が働いている場合でも、夫や家族、周囲の協力があること、そして、日中の保育の質、さらに職場の支援の在り方などが大切です。それらが保障されていると、母親が働いていても、子どもの成長発達には何の問題もない。それどころか、知的にも情緒的にも社会性でも、素晴らしいことだと立証されているんですよ。

一言で言うと、子育ては母親だけが担うべきものではない。むしろ、社会全体の問題であるということです。

ですから、「母性愛神話からの解放」を訴えて、「3歳児神話を問い直そう」という私の提起は、「お母さんが子どもを愛さなくていい」ということではなく、「社会全体の子育て支援の在り方を問い直そう」ということにつながるのです。

ようやく「真実」が見え始めた

――世の中のその後をどう捉えていますか。

少子化が問題となった1990年代、「どうして女性たちは産まないの? 産めないの?」という疑問の声が広がるようになりました。そうした疑問がきっかけとなって、近年、ようやく真実が見え始めたと思います。

お母さんだけに育児を託すのは、もう限界なんです。そして、さまざまな子育て支援施策が打ち出されています。

ただ、人々の心は必ずしも追いついていないようですね。「女性はもっと社会で活躍してほしい」と言う一方で、「3歳まではお母さんが家庭にいないと子どもがかわいそう」と公然と言う政治家や識者も少なくありません。

――今の子育て世代にも「家のことは女性の役目」という古い通念は根深いです。母親自身も、です。それぞれの「良き母親像」にとらわれている節もある。古い通念が生き続けるには、それを可能にする法的制度やシステムがあるはずです。

「育児は母親のもの」という通念を支えているものの一つに、労働の現場が抱える限界もあるのではないでしょうか。

企業にとってこれまで女性は高リスクな労働力でした。

結婚して子どもを産めば、産休育休で休み、子どもが熱を出したら休む。(男女の別なく)能力を認めることが重要だと分かっていても、子育ては企業のリスクにならざるを得なかったのです。でも、公然と「コスト高だ」とは言えない。ですから、表向きには「子どもにはお母さんが必要だよね」という理屈を使いながら、女性をアンフェアに扱い続けてきたのです。

でも、女性を高リスクな労働力とする見方は、時代錯誤になりつつあります。女性の活躍なくして、これからの社会も企業も成り立たないことは明らかです。

一方、確かに妊娠・出産は女性しかできないけれど、子育ては男性も担えます。母親だけでなく、地域の皆で、見守り、支え合うこともできますし、必要です。

いま、「子育てがつらい」と母親たちがようやく言えるようになった。それは少子化の一方で、社会の危機と言われています。でも、その原因を真摯(しんし)に見つめ、対策を講じることで、いま何をなすべきかが明確になってきています。老若男女共同参画の推進は、子育ての世界にこそ必要です。子育て支援は、老若男女のすべての人が、人間らしく暮らせる社会を築くことにつながると言えると私は信じています。

【連載・子育て困難社会 母親たちの現実
子育てをめぐる家庭の「危機」は、全国のあちこちにあり、そして「私ごと」の世界に埋もれたままになっているに違いない。どうして母親たちにとってつらい出来事が起きるのか。その素朴な疑問を解くために、多くの母親たちに会い、カウンセラーなどの専門家も訪ね歩いた。



テーマ : 気になるニュース    ジャンル : ニュース
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デジョワのシュトーレン

  1. 2019.11.07(Thu) _10:50:24
  2. グルメ・デザート・ドリンク・お酒
クリスマスまでのカウントダウンが更に楽しくなる!

デジョワのシュトーレン
山形の人気洋菓子店「D-joie(デジョワ)」が手掛ける正統派シュトーレンです。
ドライフルーツとスパイスの豊かな香りをお楽しみください。


テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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【期間限定】パイナップルムーンケーキ

  1. 2019.11.07(Thu) _10:48:35
  2. グルメ・デザート・ドリンク・お酒
SunnyHillsは素材本来のおいしさを生かしたスイーツブランドです。

【期間限定】パイナップルムーンケーキ
台湾では縁起物として愛される月餅。
それにサニーヒルズらしさを加え、新しいムーンケーキとして生まれ変わらせました。

中秋節に台湾でご好評いただいた月餅が、期間限定・数量限定で日本に初登場。
甘く熟したパイナップルのフィリングに、塩漬け卵黄入りのカスタードを混ぜ合わせました。
甘さと塩気の絶妙な、深みのある味わいをお楽しみください。

●こちらの商品は賞味期限が2019年12月11日までのものとなります。ご購入の際はご注意ください。
●こちらの商品は2019年11月25日までの期間限定販売となります。
●こちらの商品は1箱に1枚ずつ布袋をお付けいたします。

サニーヒルズのムーンケーキ
太陽の恵みをたっぷり受けて熟したパイナップルのフィリングと、カスタードに塩漬け卵黄を混ぜ合わせた、甘さと塩気の絶妙な深みある味わいが特徴です。

強い酸味と繊維質が特徴の土鳳梨と呼ばれるパイナップル、厳格な生産管理で高い評価を受ける台湾のブランド卵から作られた
極め細やかな甘みのカスタードと、微かな塩気が特徴の塩漬け卵黄。

そしてそれらを際立たせるために世界中から厳選した素材から作られたしっとりとなめらかな生地。

「美味しさに忠実に」というSunnyHillsの信念に基づき、私たちの知る最善の素材を生産者から直接仕入れ、 余計な添加物は一切加えず心を込めて作りました。

ムーンケーキとは
まんまると満月のような形をした月餅。中国では、欠けたところのない、完璧なものの象徴として古くから愛されてきました。

一方、パイナップルは、「福来る」という言葉と台湾語の発音が同じことから、縁起のよいものとされています。

そんな、すばらしい一年を願ったパイナップルムーンケーキは、ビジネス・プライベートに限らず、 一年苦楽をともにしてきた仲間へのプレゼントにお勧めしたい一品です。


販売期間 :2019年11月5日(火) 13:30 ~ 2019年11月25日(月) 23:59

テーマ : 美味しくて、オススメ!    ジャンル : グルメ
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